◆背中はエステで脱毛した方がよいのか？
家庭用脱毛器の欠点の1つが、手が届きにくいところの脱毛は難しい点です。
プロープを脱毛したいとこに当てて処置をするという性質上、プロープが届かなければ脱毛効果は得られません。
肩の可動範囲によってもやや変わってくるものの、背中は多くの人が家庭用脱毛器での脱毛は難しいと感じているでしょう。
そのため、家庭用脱毛器を持っていても背中だけはエステに行く人もいるのですが、どうしても費用がかかってしまいます。
エステは機器の出力をかなり抑えて営業しているので、単純に脱毛効果があまり期待できません。
また、背中の毛は全体的に細い産毛のようなものが多いいので、この点も脱毛に期待できない理由の1つです。
現状、脱毛は黒色に反応させて毛根を攻撃するものが主流なので、濃い毛と薄い毛だとどうしても薄い毛の方が脱毛がしにくいのです。
厄介な背中の毛の脱毛を、出力が抑えられているエステでやろうとするなら効果を実感するまでに相当の時間がかかります。
エステに払うお金ばかりがどんどん膨らんで、肝心の効果はほとんどないといったことも起こりうるので、エステでの脱毛は避けた方が無難です。
家庭用脱毛器も、エステの機器と仕組み自体は一緒なので背中の毛は脱毛しにくいのですが、家庭用脱毛器なら繰り返し処置をしやすいというメリットがあります。
コストの面でもエステと比べると雲泥の差なので、気長に取り組めば効果が期待できるでしょう。
◆家庭用脱毛器で背中を脱毛する
問題となるのは家庭用脱毛器を使ってどう背中の脱毛をするかですが、誰かにやってもらうのが最も手っ取り早い方法です。
1人ではプロープを当てにくい場所があるだけなので、家族やパートナーなど頼める相手がいるなら問題はありません。
脱毛器は危険そうだからやりたくない、高齢者を中心にそのようなイメージを持っている人もいますが、そのような人の場合は家庭用脱毛器は危険な機器ではないことをよく説明してください。
一番の危険は目に照射してしまう点ですが、鼻より上に使ってはいけないなどのルールがあります。
背中に照射するくらいなら顔のほうにプロープが向かう心配もありませんので、事故には繋がらないでしょう。
もちろん、照射される側の人が急に振り向いたりしたら危険なので、照射が終わるまではじっとしているなど事前にルールを決めておけば安心です。
家庭用脱毛器も工夫次第では背中の脱毛に十分対応できますので、背中の毛が多い人の悩みも解消してくれます。