◆普通の脱毛器で処理してOK
指というのは肌がそう強い部分では無いものの、脇ほどデリケートなわけでもありませんから、家庭用脱毛器を利用して普通にムダ毛の処理をして問題ありません。
腕などに当てるのと同様、特に気を遣うことなく普通に機械を当ててOKです。
しかし身体というのは末端に向かうほど神経が研ぎ澄まされているため、引き抜く際に多少の痛みが伴うことは覚悟しておかなければなりません。
薄くとも量が多い、剛毛な人は最初に痛みを感じやすいです。
その際、指を伸ばしたままでは無く、軽く手を握り指先に神経を集中していると痛みが和らぎます。
またムダ毛が生えている方向に向かって引き抜くよう機械を当てるとやはり痛みが軽減されるため、上手に工夫をしてください。
最初は痛みを感じるかもしれませんが、繰り返していけば慣れてしまいそのうちに何の苦痛も無く処理できるようになります。
また長い毛を引き抜くのは痛みが増しますので、繰り返し処理を行う場合はムダ毛が伸びる前、短いうちにケアするようにしましょう。
◆腕や足同様アフターケアにも気をつけて
過度に行う必要はありませんが、やはり指毛であっても脱毛を行えば肌にはダメージが加わりますので、アフターケアはきちんと行わなければなりません。
しかしその際は化粧水などでうるおいを与える必要は特になく、冷やして毛穴を引き締める程度で充分です。
手というのは身体の他の部位に比べて使う頻度が多く、そのために雑菌に触れる機会も多いです。
脱毛後、毛穴が開いたままの状態だとそこに菌が入り込み繁殖、化膿するリスクがありますから、これを防ぐためにも引き締めだけはしっかりと行っておかなければなりません。
その際わざわざ濡れタオルなどで冷やす必要は無く、流水で手を洗えば簡単に済ませてしまえます。
手を拭くタオルだけ洗濯してあるきれいなものを選ぶようにしておきましょう。
また、手ばかりではなく足の指毛のケアを行う場合も同様です。
家庭用脱毛器の中には、脱毛を行う部位の広さに応じてアタッチメントを変えられるものも多いです。
指毛の処理を行う場合はよりコンパクトなものの方がケアが行いやすいですから、付属のアタッチメントがある場合にはこちらに付け替えると良いでしょう。
ただ、脇や足を同じアタッチメントで処理するとなると菌の移動が心配になるので、使用する前はアルコールを含んだ布で軽く拭き取りを行ったほうが安心して使用できます。