同じ回数だけ脱毛サロンやクリニックに通うことと比べればかなり安くつく家庭用脱毛器。
しかし初期費用としての本体価格そのものは数万円はするので「これでどれくらい使えるの?」とその故障の可能性や寿命については気になるところですよね。故障しやすかったり寿命が短かいのなら、結局は脱毛サロンへ通う方が安くつくことになってしまいます。
◆家庭用脱毛器の故障は?
まず故障に関しては、殆どの脱毛器で1年間の保証が付いているので買って1年以内であれば例え故障しても無料で治してもらえます。
またメーカーによっては例え何年でも、普通に使っているのに壊れた場合いつでも無料で修理してくれるものもあります。
もちろん自分の不注意で壊れてしまった場合や修理不可能なくらいの壊れ方をしている場合にはそれも定かではありませんが、説明書どおりに常識的に使っていてそのような壊れ方をすることはまずないでしょう。そもそも、家庭用脱毛器が買って2~3年で壊れてしまったという話は殆ど聞きません。
◆家庭用脱毛器の寿命は?
では「故障というより寿命で使えなくなるときがくるの?」という疑問ですが、これは確かにあります。
というのも、現在主流となっているフラッシュ式の家庭用脱毛器では、光を放つ照射ランプが切れてしまった場合それがその器械の寿命となってしまうからです。
ですから多くの家庭用脱毛器では、この照射ランプ部分だけを新しいものと取り替えることができる「交換型カートリッジ」を採用しています。これならカートリッジを交換するだけで半永久的に使えるわけです。
あるいは照射ランプと本体が一体化していて交換できないタイプもありますが、この場合交換できない代わりに照射ランプの寿命が長く作られていて、1~2人の全身脱毛が完了するくらいまではしっかりともつようにできています。
このため、カートリッジ交換タイプか本体一体型か、どちらがお得になるかは使用する方の予定使用回数や本体価格とカートリッジ価格とを比較して考えなければなりません。
カートリッジ交換タイプの家庭用脱毛器で考えた場合、そのコストパフォーマンスを比べるなら「カートリッジの価格÷1カートリッジあたりの照射回数」で計算してみましょう。
そうすると1照射あたりの費用がでます。この方法で主なカートリッジ交換タイプの家庭用脱毛器のコストパフォーマンスを調べたところ、1照射あたり0.15円という「ケノン」が非常にお得という結果になりました。(2016年現在)