脱毛サロンと同じ原理の「光脱毛」を自宅で行える家庭用脱毛器は、ある程度質の良いもので大体3~5万円、良いものになると10万円くらいするものもあるので、家族で1台買ってそれを使いまわしているという人も多いようですね。
確かに家庭用脱毛器本体は消耗品ではないので皆で使うことにして割り勘にすればかなりお得になります。
ただ、使い回す場合には注意も必要です。家族や恋人同士なら直接肌に当てるものを使いまわしても抵抗ないという人も多いと思いますが、実は肌表面にも沢山の雑菌が存在します。
家庭用脱毛器を使いまわすことでその雑菌が移ってしまうこともあり、衛生面ではあまりお勧めできません。そこで経済的な面で家庭用脱毛器を使い回すことにした場合、次のような注意点を守ってください。
◆カートリッジは各自が買う
カートリッジとは、脱毛器の中でも実際に肌に当たるハンドピースの先端部分のことです。
家庭用脱毛器のそれ自体は半永久に使えるとしても、このカートリッジ部分だけは消耗品で、ここは定期的に取り替えていかなければならないものが殆どでしょう。
ですから本体は割り勘で買って、カートリッジだけは各自が買って使用する際に自分のカートリッジに取り替えて使う、というルールを作っておくことをお勧めします。
消耗品だけは自己管理ということにしておけば、金銭的にも不公平がなくてすみます。
◆しっかり消毒する
それでももし、「その都度付け替えるのが面倒」などと言った理由でカートリッジも共用したいのであれば、少なくとも使用前と使用後には必ずアルコール消毒をするようにしましょう。
消毒用のアルコールもセットにしておいて、使用前にはアルコールを付けたタオルでカートリッジを拭いてから使用します。
アルコールで殆どの雑菌は死滅するのでこれなら安心です。
また使用後も次に使用する人のためにアルコール消毒をしておけばより確実ですね。
また乾燥しているところで保管するようにし、高温多湿な場所において雑菌が繁殖しないようにも気をつけて下さい。
またこれらの予防策を講じていたとしても、「ついうっかり自分以外のカートリッジを使ってしまった!」「消毒するのを忘れていた!」ということもあるかもしれません。
そこで、このようなアクシデントを防ぐためにも予め各自が「脱毛器を使う日」を決めておくと良いでしょう。
脱毛器は大抵2週間に1回程度の使用頻度なので、「○曜日は母が使う」「○曜日は姉が使う」という風にスケジュールも組みやすいはずです。