◆ムダ毛が途中で切れてしまうことが大きな原因
皮膚に埋まったように黒く点で残ってしまう埋没毛は、ムダ毛が途中で切れてしまっているのが大きな原因です。
引き抜く途中で切れてしまう、間に合わせの処理でカミソリを当てた際にちぎれてしまうといったことから起こることが多く、またターンオーバーのサイクルが乱れ、そういったムダ毛の毛先が厚くなった角質層の中に向かって伸びてしまうといったことでも起こります。
つまり、引き抜く、剃るという処理をし続ける限り埋没毛ができてしまう可能性は起き続けますから、これを防ぐためには家庭用脱毛器選びも引き抜くタイプのものは選ばない方が賢明です。
どちらかといえばフラッシュやレーザーなどの毛母細胞にダメージを与え自然とムダ毛が抜け落ちるタイプのものを選んだ方が間違いはありません。
これらの家庭用脱毛機器は引き抜くタイプのものに比べて高価ですが、より美しい肌に仕上げられるといったメリットがあるので賢く利用していきましょう。
特にムダ毛が濃く太い人は埋没毛に悩まされがちですから、脱毛器選びも慎重に行わなければなりません。
◆フラッシュ、レーザーは埋没毛にも効果あり
埋没毛を作らないことはもちろん、フラッシュやレーザーといった脱毛機器は毛母細胞にダメージを与えるためできてしまった埋没毛にも効果を発揮してくれます。
埋没毛は再び皮膚の外まで伸びてくるのを待ってきれいに引き抜くしか処理の仕方がありませんが、これらの脱毛機器であればそういった期間を待たずにすぐ処理が行えてしまうのです。
しかし便利で優秀な反面、これらの脱毛器は高価、刺激により肌が炎症を起こすリスクなどの問題も抱えています。
特に肌の弱い人の場合真っ赤に腫れてしまうこともあるので注意が必要です。
アフターケアでしっかり冷やせば問題無く治まることが多いですが、肌に刺激となることは間違いありませんから、この点についてはよく考えなければならないでしょう。
ターンオーバーの乱れが起きないように角質ケアをしっかり行う、ムダ毛が短いうちに処理をするよう心がけるといった工夫を行えば、引き抜くタイプの家庭用脱毛器でも埋没毛の予防は行っていけますから、自分にとってどちらの方法を選ぶのが良いのかをよく考えて、適した脱毛を行ってください。
埋没毛は一度できてしまうと処理のしようが無く見た目にも悪いですから、できる限りこれができないよう努めていくことが大切です。